バーツレートはタイ通貨の為替相場
バーツのレート、とても関心があります。バーツは東南アジアで急成長する国タイの主要通貨。現在のレートの推移はどうなんでしょう。
バーツのレートは2007年の中頃までは年々下がる状況でしたが、2007年8月頃を境に上がり始め、相場のチャートは順調に上昇しています。
上昇の要因は外的なもので、主に世界中で起きた株価暴落がバーツには良い方向に働いたようです。
バーツに有利だったということは、つまり外資のタイ国内企業への株式投資が多くないということで、タイ経済としては歓迎できる状況ではないものの、
旅行や仕事でタイに来ている人たちとしては大いに歓迎できることですね。
ちなみにタイに海外旅行などで訪れる際に、日本の金融機関や空港で円とバーツを両替するよりも、タイ国内で両替したほうが、
バーツのレート的には換金率がよいようですね。タイ国内で円とバーツが交換できる所としては、市中の銀行・ATM・両替業者や、
国際空港の窓口、宿泊施設のキャッシャーなどがあります。日本の国内の国際空港や外国為替認可銀行で両替すると損なのは、
ちょっとした豆知識といったところでしょうか。でも今の話の換金率のレートというのは、
正確にはレート換算した金額から手数料を差し引いた「両替後の手取りのバーツの金額」を指すものですから、誤解のないようにしてくださいね。
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バーツレートとタイの通貨
タイの通貨であるバーツは、タイ国立銀行が発行しています。バーツというのは元はタイで金を計る場合に使う単位だったそうです。。
バーツのほかにサタンという補助通貨もあります。あと通貨ではないですがサルンは25サタンを表します。1バーツ=100サタン=4サルンです。
バーツがタイで流通しているのは当然のことすが、タイ隣国のカンボジアやラオスでも流通しているケースがあり、
その理由は自国通貨の信用度が高くないことだそうです。
バーツ紙幣は10・20・50・100・500・1000バーツの6種類です。
紙幣の表側のデザインはすべて、今ののタイ国王であるラーマ9世=プーミポン・アドゥンラヤデートの肖像画となっています。
ちなみに裏側のデザインは紙幣の種類ごとに違っていて、歴代タイ国王の肖像画が刷られています。
詳しくいうと、10バーツはラーマ5世、20バーツはタークシン王=ラーマ8世、50バーツはラーマ4世、100バーツはラーマ5世と6世、
500バーツはラーマ3世、1000バーツはラーマ9世です。理由まではわかりませんが。
さらにタイの硬貨は6種類あり、25サタン・50サタン・1バーツ・2バーツ・5バーツ・10バーツです。10バーツは紙幣と硬貨があるんですね。
世界経済とともに相場が上下するバーツのレート。これからはどのような動きをするのでしょうか。